ア○ト引っ越しセンター
2002年9月1日 今日は朝6時に起床し七時にア○ト引っ越しセンターに行った。
俺は引っ越しのバイトは初めてだ。
引っ越しセンターにつくとなにやら私服のバイトっぽい連中が90人くらいいた。
でも彼等の言葉を聞いていると理解できない。
「ファンオンチュテラ・・・・」
中国語っぽいぞ・・・
顔もビみょーに違う!!
俺は社員の指示通り制服に着替えようと
でかい入れ物に投げ込まれている
ボロボロの制服に身を包もうと手にした。
・・・これ洗濯してないぞ(くちゃい・くちゃい)
もう仕方ない着てしまえ!!
あー俺のお気に入りのTシャツが・・・(涙)
朝礼をして社訓を読んでラジオ体操をして
各自呼ばれた人のトラックに乗りこんだ。
俺のトラックの社員は感じの悪い男と女で
窓をあけずに煙草を吸うわ、俺達の事無視するし
指示もくれない・・・挙句の果てに怒鳴り散らす
しかも運送用のトラックは運転席と助手席しかないので前の席の後ろに少し有るスペースにぎゅうぎゅう詰めであぐらを掻いて座った。
もちろんシートベルトもないし
急ブレーキしたら確実にフロントガラスから飛び出す事になる。(違法だ)
午前中はその嫌な社員と一緒に3件回った。
俺のバイトの相棒は修道の中国の留学生(精 神)
セイ君だ。
セイ君は学費と生活費を稼がなくてはならないので
毎日こんな日雇いのバイトをしているらしい。
でも良い奴なので友達になった。
昼頃休憩になったが俺は1円もないので弁当も買えず休憩所でひたすら他のバイトたちと話していた。
そこで知り合ったのが文化大学1年の森と経済大学の金森だ。
そいつらとは息があったので飯を食べる事は出来ないが楽しい一時を送れた。
森は昨日もこのバイトをし辛かったので今日もう帰りたいとずっといっていた。
金森はやたら話す奴で俺に反撃の余地のないほどトークを炸裂してきた。
その後は2時まで荷だしとかやっていたのだが
森はやっぱりもうたえられないので帰るといって
消えていった・・・さよなら森君!!
金森と俺はいい体をしているのでヤンキー社員、
AとBに捕まり現場に向かった。
社員Aは想像するならOBの山田さんをさらにイケメンにして恐さました24歳だ。
運転も乱暴で「こらっ!!しばくぞ!!おばん」
「んじゃこらー」「何様なんじゃー」「絶対殺す」
「あの高校生パンツ見えるで」
とか絶えずぶつぶつ言っていた。
社員Bはジャニーズ系だがヤンキーの入った兄さんかと思っていたがなんと19歳だった。
まあ普通に感じ悪いが午前中にもう苛められているので平気だった。
その極悪社員と一軒家からマンションへの引っ越し作業をした。
4人でやるのはマジで大変だ。
俺は何度もなじられたり怒鳴られたりしたが必死に歯を食いしばって働いた。
5時になり本当の契約ならもう終りなのだがまだまだ引っ越しは終わらないので残業になった。
そこで一息つくために休憩を取った。
俺は金がないので朝からなにも採ってなかった。
水も食料も・・・・
だから金森にお茶をおごってもらった。
小さな公園でちびっこたちが夏休み最後の一日を楽しむように野球をしているなか俺と金森はベンチに座り帽子の先から汗が滴り落ちる中黙って黙々と浴びるように飲んだ・・・。
飲んだ後金森が顔を上げない・・・
「渡辺さん・・俺・・もう帰りたいです(涙)」
「どしたの金ちゃん?」
「俺今日ずっと怒られっぱなしです」
「俺もかな・・・」
「俺マジで辛いです。給料要らないから逃げたいです」
「・・・・・・」
「こんなん初めてですよ」
「まあ社会って厳しいんだよ・・・」
「俺明日から真面目に生きます渡辺さん・・」
「あー頑張れよ!」
「お願いなんですが一緒に逃げませんか?」
「・・・いや俺は・・・」
「じゃあ社員Aに頼んでください」
「あの鬼にか・・・俺は心の中でこいつ俺を殺す気かと思った。」
「いいよ(先輩としての意地)」
そして走る俺
「あいつもう駄目なんです。力入らなくて可愛そうなんで帰らせてやってもらえないでしょうか?」
「なんじゃとー!!こらー!!言い訳なんじゃ!!
あいつなんにも出来とらんじゃないか・・・ちょっと連れてこいや!!ぼけっ!!」
まるで死刑を宣告された囚人のように近づく金ちゃん
「どうしたんや?」
「いやもう力が入りません・・・」
「お前ホンマしばくぞ!!」
「帰れや?」
「帰ります」
「どうやって帰るんや?」
「バス使って帰ります」
「お前なんて歩いて帰れや!!」
「分かりました」
そんなやり取りで金ちゃんは帰っていった。
でもその現場が祇園だったので商工センターまで歩くと恐ろしい時間がかかるだろう。
俺は残された悪魔社員と一緒に2階から一階につらしてタンスとか下ろす特殊高度な作業など普段出来ない事までやれた。
結局作業着が汗でジュクジュクになるまで
働いて帰った。
もう会社にはバイトは残っていなかった。
俺は給料の8820円をもらい
帰宅した。
まず引っ越しセンターの社員の質の悪さ!!
そして人をうまく使う事の出来ない
頭の悪さ
そして根性のない日本人
生活のために頑張る留学生
色んな事が分かって考えさせられた一日だった。
俺にとってはもうしないけど+になった。
俺は引っ越しのバイトは初めてだ。
引っ越しセンターにつくとなにやら私服のバイトっぽい連中が90人くらいいた。
でも彼等の言葉を聞いていると理解できない。
「ファンオンチュテラ・・・・」
中国語っぽいぞ・・・
顔もビみょーに違う!!
俺は社員の指示通り制服に着替えようと
でかい入れ物に投げ込まれている
ボロボロの制服に身を包もうと手にした。
・・・これ洗濯してないぞ(くちゃい・くちゃい)
もう仕方ない着てしまえ!!
あー俺のお気に入りのTシャツが・・・(涙)
朝礼をして社訓を読んでラジオ体操をして
各自呼ばれた人のトラックに乗りこんだ。
俺のトラックの社員は感じの悪い男と女で
窓をあけずに煙草を吸うわ、俺達の事無視するし
指示もくれない・・・挙句の果てに怒鳴り散らす
しかも運送用のトラックは運転席と助手席しかないので前の席の後ろに少し有るスペースにぎゅうぎゅう詰めであぐらを掻いて座った。
もちろんシートベルトもないし
急ブレーキしたら確実にフロントガラスから飛び出す事になる。(違法だ)
午前中はその嫌な社員と一緒に3件回った。
俺のバイトの相棒は修道の中国の留学生(精 神)
セイ君だ。
セイ君は学費と生活費を稼がなくてはならないので
毎日こんな日雇いのバイトをしているらしい。
でも良い奴なので友達になった。
昼頃休憩になったが俺は1円もないので弁当も買えず休憩所でひたすら他のバイトたちと話していた。
そこで知り合ったのが文化大学1年の森と経済大学の金森だ。
そいつらとは息があったので飯を食べる事は出来ないが楽しい一時を送れた。
森は昨日もこのバイトをし辛かったので今日もう帰りたいとずっといっていた。
金森はやたら話す奴で俺に反撃の余地のないほどトークを炸裂してきた。
その後は2時まで荷だしとかやっていたのだが
森はやっぱりもうたえられないので帰るといって
消えていった・・・さよなら森君!!
金森と俺はいい体をしているのでヤンキー社員、
AとBに捕まり現場に向かった。
社員Aは想像するならOBの山田さんをさらにイケメンにして恐さました24歳だ。
運転も乱暴で「こらっ!!しばくぞ!!おばん」
「んじゃこらー」「何様なんじゃー」「絶対殺す」
「あの高校生パンツ見えるで」
とか絶えずぶつぶつ言っていた。
社員Bはジャニーズ系だがヤンキーの入った兄さんかと思っていたがなんと19歳だった。
まあ普通に感じ悪いが午前中にもう苛められているので平気だった。
その極悪社員と一軒家からマンションへの引っ越し作業をした。
4人でやるのはマジで大変だ。
俺は何度もなじられたり怒鳴られたりしたが必死に歯を食いしばって働いた。
5時になり本当の契約ならもう終りなのだがまだまだ引っ越しは終わらないので残業になった。
そこで一息つくために休憩を取った。
俺は金がないので朝からなにも採ってなかった。
水も食料も・・・・
だから金森にお茶をおごってもらった。
小さな公園でちびっこたちが夏休み最後の一日を楽しむように野球をしているなか俺と金森はベンチに座り帽子の先から汗が滴り落ちる中黙って黙々と浴びるように飲んだ・・・。
飲んだ後金森が顔を上げない・・・
「渡辺さん・・俺・・もう帰りたいです(涙)」
「どしたの金ちゃん?」
「俺今日ずっと怒られっぱなしです」
「俺もかな・・・」
「俺マジで辛いです。給料要らないから逃げたいです」
「・・・・・・」
「こんなん初めてですよ」
「まあ社会って厳しいんだよ・・・」
「俺明日から真面目に生きます渡辺さん・・」
「あー頑張れよ!」
「お願いなんですが一緒に逃げませんか?」
「・・・いや俺は・・・」
「じゃあ社員Aに頼んでください」
「あの鬼にか・・・俺は心の中でこいつ俺を殺す気かと思った。」
「いいよ(先輩としての意地)」
そして走る俺
「あいつもう駄目なんです。力入らなくて可愛そうなんで帰らせてやってもらえないでしょうか?」
「なんじゃとー!!こらー!!言い訳なんじゃ!!
あいつなんにも出来とらんじゃないか・・・ちょっと連れてこいや!!ぼけっ!!」
まるで死刑を宣告された囚人のように近づく金ちゃん
「どうしたんや?」
「いやもう力が入りません・・・」
「お前ホンマしばくぞ!!」
「帰れや?」
「帰ります」
「どうやって帰るんや?」
「バス使って帰ります」
「お前なんて歩いて帰れや!!」
「分かりました」
そんなやり取りで金ちゃんは帰っていった。
でもその現場が祇園だったので商工センターまで歩くと恐ろしい時間がかかるだろう。
俺は残された悪魔社員と一緒に2階から一階につらしてタンスとか下ろす特殊高度な作業など普段出来ない事までやれた。
結局作業着が汗でジュクジュクになるまで
働いて帰った。
もう会社にはバイトは残っていなかった。
俺は給料の8820円をもらい
帰宅した。
まず引っ越しセンターの社員の質の悪さ!!
そして人をうまく使う事の出来ない
頭の悪さ
そして根性のない日本人
生活のために頑張る留学生
色んな事が分かって考えさせられた一日だった。
俺にとってはもうしないけど+になった。
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